ヒロシコ

 されど低糖質な日日

映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』ネタバレ感想~韓国版との比較あり

「サニー」韓国版(原作)と日本版(リメイク)のいちばんの大きな違いは、韓国版では例の “ エライザ事件(仮称) ” があった当日の夜、サニーのメンバーたちがスジの家の前に集合しているところへ、最後に遅れてイム・ナミが駆けつける。メンバーの誰かが…

『小さな習慣』を読んで~毎日ひとつから4つの “ ばかばかしいほど小さい ” 行動を自分に課す方法

結論はもったいぶらずいちばんはじめに書け、というライフハックもなにかしらそのての本で学習した言葉だっただろうか。 小さな習慣とは、毎日これだけはやると決めて必ず実行する、本当にちょっとしたポジティブな行動 です。“ 小さすぎて失敗すらできない …

「自分が人にされて嫌なことは人にしない、あなたが人にしてもらいたいと思うことを人にしなさい」は正しいのか?

インターネットをのぞいていると、ときどき自分が思いもよらなかった他人の意見や感情に出会って驚かされる。たとえば、飲食店で食べたり飲んだりして店を出るとき、「ごちそうさま」ということに抵抗がある、という人の意見がある。「ふ~ん、世の中にはそ…

映画『君の膵臓をたべたい』完全ネタバレ感想~浜辺美波さんが超可愛いから2億点オーバー

つくづく映画はビジュアルだなあと思う。主役の山内桜良を演じた浜辺美波さんが超可愛くて、こっちは見ているだけできゅんとなったりニヤニヤしてしまった。まったく、成人した子どもが2人もいるおっさんが、よりによって17歳の女の子つかまえて超可愛いもき…

庄野潤三の小説とオムライスの思い出

「かきまぜ」というのは、四国徳島の郷土料理でまぜずしのことだ。このかきまぜが、庄野潤三の小説には必ずといっていいほど登場する。庄野のお父さんお母さんが徳島の出身で、潤三と結婚した奥さんはお義母さんから作り方を教わり、以来、父母の命日やお盆…

ある日のタリーズでの出来事について

コーヒーについていろいろ書きたくなることがある。お酒をのまない僕は、コーヒーにはちょっとうるさい。ということはなくて、ほんとうはただのコーヒー好き。といっても、銘柄にとくべつこだわりがあるわけでもない。ふだん家でのむのはブレンドだし、外で…

東京に上京したのだ

やらないでする後悔よりやってする後悔のほうが…… やらないでする後悔よりやってする後悔のほうがマシ、とはよくいいますね。でもこれほんとうにそうかなあ、とちょっと疑問に思うこともあって、ふつうに考えれば、「やっぱりやめときゃよかったなあ」という…

映画『カメラを止めるな!』これほどの多幸感に包まれた映画を見たのはいつ以来だろう

『カメラを止めるな!』これほどの多幸感に包まれた映画を見たのはいつ以来だろう。それを思い出そうとするより先に、僕はいっしょにこの映画を見に行った大学生の下の子に話しかけずにはいられなかった。向こうも同じ気持ちだったらしく、どこかへ場所を移…

なぜミライちゃんは未来からやってきたのか?~『未来のミライ』完全ネタバレ感想

細田守監督の最新作『未来のミライ』を見た。はじめに正直な感想を書くと、「くんちゃん好きくな~い!」と主人公くんちゃんがごねる声が残響となっていつまでも耳を離れない映画、ということに尽きる。まああまり望ましいい現象とはいえませんが。それだけ…

主要コーヒーチェーン20のなかで僕が好きな店(更新2018.8.8)

糖質制限をしていると外出先での飲み物といえば僕の場合水やお茶を別にしてほぼコーヒー一択。なので疲れてちょっと一休みしたいときには迷わずコーヒーチェーン店に入るわけだが、もともとコーヒー大好きなのでそれでいっこうに困らない。その日の気分によ…

松岡茉優はなぜ万引きをしなかったのか?~映画『万引き家族』ネタバレ感想

カンヌ国際映画祭パルムドール受賞作『万引き家族』を見た。是枝裕和監督。僕はとっても面白かったですね。見てよかった。実は映画を見たのは公開後間もない頃だったのに、あれこれ考えて感想書くのをずっと先延ばしにしてきた。 映画「万引き家族」本予告編…

目黒川沿い散歩でおいしいコーヒースタンドに立ち寄る

悲しいかなその第1回めがほとんど誰の目に触れることがなくても、ときとして第2回めはあるのだ。だって勝手にコーヒー散歩だもの(byみつを)。もっとも散歩なんてしょせん勝手にはじめて勝手におわるもので、そうじゃなかったらそれはただの移動。ただの、…

いま奥渋で人気のコーヒースタンドを歩いてみた

世の中には奥○○とか裏△△などという呼称が存外あって、たとえば奥日光とか奥多摩とか、裏原宿とか裏恵比寿とかね。不思議なもので奥や裏があたまにつくだけでなんだか秘境や閑静な場所というイメージが勝手に出来上がる。というか元々そういう場所だから「奥…

ドトール帝国の逆襲~ダサい、狭い、タバコ臭い3つのネガティブイメージからの脱却

タリーズコーヒーが全都道府県への出店を達成したのは2014年4月のことで、意外や意外、2015年5月のスターバックスコーヒーや、同年10月のドトールコーヒーよりも1年以上速かった。 また、いま現在国内1000店舗を達成しているのはスターバックスコーヒーとド…

高畑勲監督の遺作『かぐや姫の物語』を劇場公開の時に見た感想とか日記とか

宮﨑駿さんと共に長年スタジオジブリを支えてきた映画監督の高畑勲さんが4月5日永眠した。高畑さんの死去にともない、遺作となった『かぐや姫の物語』が5月18日「金曜ロードSHOW!」で放映される。同番組では4月13日に急きょ予定を変更して高畑さんの代表作…

カフェインレスコーヒー(デカフェ)が飲めるチェーン店まとめ

とにかくコーヒーが大好きで日に何杯も飲む。ガブガブと飲む。そんなコーヒーに含まれるカフェインは、かつては身体に悪影響を及ぼす代表選手のように言われることもあった。だがいまでは適度な摂取はむしろ身体に良い、という研究結果が通説になってきたよ…

モリバコーヒー(すき家のゼンショーが運営するコーヒーチェーン)~町のなかにあってもブナの森にいるようなやすらぎの空間

コーヒーチェーンというとスタバやドトール、タリーズあたりを思い浮かべる人は多いだろう。でもちょっと待って。スタバに似てるけどスタバじゃない店、なんだっけなあ、最近ときどき見かける気になる店の名前がとっさに思い出せない。えーっと、スタバ……ス…

東京都内のブルーボトルコーヒーを全店舗訪問したのでそのまとめ

カリフォルニア州オークランドで誕生したブルーボトルコーヒーは、浅煎りの新鮮なコーヒー豆を焙煎してから48時間以内に提供することを至上命令にしているという。その焙煎作業を一手に担うべき日本1号店を、2015年2月東京都江東区にオープンした。清澄白河…

猿田彦珈琲~都内全店舗でコーヒーを飲んでみたまとめ

猿田彦珈琲は恵比寿に本店を置くスペシャルティコーヒーの専門店だ。「たった一杯で幸せになるコーヒー屋」をコンセプトに掲げ2011年6月オープンした。本店からほど近いアトレ恵比寿や表参道、新宿、神谷町、調布仙川などと意欲的にチェーン展開をすすめてき…

ゴリラコーヒー/店舗紹介~NYブルックリン発のガツンとくるコーヒーが飲める店

2015年2月。カリフォルニア州オークランドに誕生したサードウェーブコーヒーの旗手ブルーボトルコーヒーが清澄白河に日本1号店を出店する。それに先立つこと同年1月。ゴリラコーヒーは日本初上陸を果たしていた。ゴジラならぬ"ゴリラ"コーヒーである。コーヒ…

東伏見稲荷神社は都内随一のパワースポットである

前回のエントリでは東京から日帰りで伊勢神宮や出雲大社に参拝する方法について書いた。これは都内にある本宮の遥拝殿あるいは御祭神を分祀する場所を紹介したものだった。そのときの記事がこちら――。 roshi02.hatenablog.com では伊勢神宮や出雲大社に負け…

縁結びに御利益がある伊勢神宮や出雲大社に都内に居ながら日帰りで参拝できる方法教えます

江戸時代の庶民にとってお伊勢参りは一生に一度あるかないかの楽しみだった。道中の宿泊費などを工面するのはそうとう大変だっただろうしなにより江戸から伊勢まで徒歩で往復一ヶ月近くもかかったと言われるから無理からぬこと。現代では新幹線や夜行長距離…

話題のブックカフェ「梟書茶房」に行ってきた~池袋Esola(エソラ)4Fに誕生した都心の癒し空間

ようやく梟書茶房(ふくろうしょさぼう)に行ってきた。本とコーヒー好きにはたまらない話題のブックカフェ。オープンしたのは今年(2017年)の6月30日だから遅れることはや半年。その間SNS上で目にする評判に逸る気持ちばかりが膨らんでいた。場所は池袋Eso…

『たゆたえども沈まず』(原田マハ)を読んだ感想と『ゴッホ展 巡りゆく日本の夢』を見た感想

原田マハさんの『たゆたえども沈まず』を読んだ。世界一兄孝行な弟として有名なオランダ人テオドルス・ファン・ゴッホ(テオ)。彼と生涯の親友になった日本人青年・加納重吉。ふたりの異邦人の目を通して語られるパリは台頭するジャポニズムや印象派といっ…

『フロスト始末』(R・D・ウィングフィールド)を読んだネタバレ感想&フロスト警部シリーズを振り返って

「さようならフロスト警部。そしてありがとう」僕が小説の作者ではなくその主人公にこう語りかけたくなったことをR・D・ウィングフィールドさんが聞いたらはたして彼は草葉の陰でよろこんでくれるだろうか? フロスト始末 上 (創元推理文庫) 作者: R・D・…

『ゴッホ~最期の手紙』と『運慶展』

夜には雨が降るでしょうと天気予報はいっていた。久しぶりの休日で午前中はゆっくり寝て過ごし昼前に折りたたみ傘を携帯して家を出た。向かう先は上野。陽は差していないけれど風がないぶん思ったほど寒くは感じなかった。上野での目的はふたつ。ひとつはで…

『ブレードランナー2049』少しネタバレ感想~結局ブレランは『猿の惑星』になってしまうのか?

『ブレードランナー2049』(ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督)を見た。いわずと知れたリドリー・スコット版の続編。前作は2019年の未来の世界を描いたSFだったがその2019年もうかうかしているうちにあと1年余りと迫ってきた。あの頃の未来に僕らは立っているのだろ…

『罪の声』(塩田武士)を読んだネタバレ感想~グリコ・森永事件の犯人たちの家族や遺族は実際いまどうしているのだろうかと思わずにいられない

「どくいり きけん たべたら しぬで かい人21面相」かつてこんな文面が連日テレビのニュース番組や新聞紙面に踊ったことがあった。「グリコ・森永事件」。大手食品会社を脅迫しては多額の金銭を奪い取ろうとした昭和史を揺るがす大事件だ。グリコの社長を誘…

『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』結末まで完全ネタバレ感想~まだまだ猿の惑星にはならないかもよ

『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』を見た。「創世記」「新世紀」と続く『猿の惑星』プリクエル(前日譚)三部作の第三弾。面白いよねえこのシリーズ。すごく楽しかった。返す返すも本作が最後だなんて寂しい限りです。「そして(地球は)猿の惑星と…

小説『君の膵臓をたべたい』(住野よる)結末まで完全ネタバレ感想

住野よるさんの『君の膵臓をたべたい』(kindle版)を読んだ。最初に言い訳みたいな話を書きます。実はこれスマホのkindleアプリから1-Clickで買ったらしいのだ。らしいというのは僕にはそもそもこの本を買うつもりも買った記憶もまるでなかったから。なのに…