ヒロシコ

 されど低糖質な日日

2014-10-01から1ヶ月間の記事一覧

『チューリヒ美術館展ー印象派からシュルレアリスムまで』感想

国立新美術館で『チューリヒ美術館展ー印象派からシュルレアリスムまで』を見る。ほとんど最初といっていいコーナーに、例のモネの《睡蓮の池、夕暮れ》がある。解説によるとこの絵はタテ2m×ヨコ6mもあるんですね。やはりデカい。けっこうな迫力です。とは…

アゴタ・クリストフの小説の映画化『悪童日記』感想

『悪童日記』を見に行く。アゴタ・クリストフの小説の映画化。この原作を読んだのはもうずいぶん前のことなのに、映画を見ていたらあのときの情景が、本の内容はもとより読書にまつわるさまざまなことまでもが、ありありと甦ってきた。原作同様、暗く重く陰…

クリント・イーストウッドの『ジャージー・ボーイズ』感想~生きている間にあと100回は見たい愛すべき映画

『ジャージー・ボーイズ』を見に行く。僕はふだん映画に点数や星をつける習慣はないが、でももしつけるとしたらこの映画には満点をつけたい。うんにゃ、100点満点の+10点、もしくは★5つ満点で+★1つでもいい。今年のベスト1も『ウルフ・オブ・ウォールスト…

ローラン・ビネ『HHhH プラハ、1942年』感想

ローラン・ビネさんの『HHhH プラハ、1942年』読みおわる。おっもしろかったなあ。全部で 257 の断章でできているから、僕のようにわりと細切れに読んでいても、いつでもスッと小説のなかに入ってゆける。けっして愉快な話ではないけれど、平明な語り口とユ…

映画『レッド・ファミリー』感想

『レッド・ファミリー』を見に行く。正確には『イヴ・サンローラン』を見に行って時間が合わず、急きょこっちに変更。驚いたことに都内では新宿武蔵野館と立川でしか上映していない。なんだけど、見おわったいま、まあ大々的に(公開を)やれる映画ではない…

映画『るろうに剣心 伝説の最期編』感想

『るろうに剣心 伝説の最期編』を見に行く。原作の漫画もほとんど知らないのに、シリーズ物は見はじめちゃうと最後まで見届けないと気が済まない性質で。でもすごく面白かったです。見てよかった。あらすじはどこから書いていいのかわからないし、あまりたい…