「糖質10g以下のお菓子」を発売中の無印良品から、化学調味料・合成着色料・香料不使用でやはり糖質を10g以下に抑えたカレーを3種類、同時に発売中。ダイエット中でカレーを食べたいけれどカロリーを気にして我慢している人、僕のように糖尿病で糖質制限をしている人にとっては、この上ない朗報と言えるかもしれない。
素材のおいしさを活かした、糖質10g以下のカレー。
お肉や野菜の旨味や食感、ボリューム感を活かすことで、糖質を抑えながら、満足感のある食べ応えに仕あげました。ルーはおからペーストや野菜ペーストでとろみをつけ、小麦粉やでんぷんの使用量を減らしています。（MUJI 無印良品）
3種類のカレーは、チキンとトマトのカレー、欧風ビーフカレー、キーマカレー。いずれもレトルトパウチ食品で、1袋（1人前）150gと一般的なレトルトカレーと比較するとやや小ぶり。沸騰したお湯のなかで5～7分加熱するか、耐熱容器に移し換えラップをしてから電子レンジで適宜加熱すれば食べられる。さっそく食べてみた。
チキンとトマトのカレー
小麦粉やでんぷんを使わず糖質をおさえ、鶏肉やトマト、ソテーオニオンの旨みにスパイスをきかせたというインド風のカレー。確かに小粒ながらチキンのゴロゴロとした食感（そして案外食べ応えがある）が素直にうれしい。個人的にはトマトの風味が好みで、3種の中ではいちばんマイルドな味わい。驚くべきことにはカロリー127cal、糖質3.15ｇ（1袋当たり)でこのおいしさ、まさに大満足の一品だと言える。消費税込350円。
欧風ビーフカレー
小麦粉やでんぷんの量を減らし、糖質をおさえるためにおからペーストを使っている。コクのあるソースに、きのこ（マッシュルームやひらたけ）と牛肉を合わせた欧風カレー。個人的にはチキンとトマトのカレーより香辛料が強く鼻をつく感じがしたが、それは僕自身が香辛料の強いカレーが苦手なせいかもしれない。逆に、おそらくこの欧風カレーが3種の中ではもっとも人気が高いような気もするがどうだろう。糖質は6.45ｇ（1袋当たり)だがカロリーはほぼほぼ100calとダントツに低い。消費税込350円。
キーマカレー
小麦粉の量を減らし糖質をおさえている。鶏ひき肉にたけのこを合わせ、生姜の風味をきかせたキーマカレー。ご覧のとおり（写真）やや水っぽく、キーマカレーというよりいかにもスープカレーといった趣き。発売中の3種のカレーとも僕はごはんにかけずにそのまま食べたのだが、このキーマカレーに至ってはそもそもごはんにかけることを想定しているだろうかという疑念すら湧く。ただし味は悪くない。糖質7.8ｇ（1袋当たり)は他の2品より若干糖質高めながら、それでも十分低糖質なのだ。消費税込350円。
まとめ、の代わりにローソンのブランパン
無印良品の低糖質カレーの紹介記事なのになぜ突然ローソンのブランパンが登場するのかと言うと、僕はふだん極力白米を（というか玄米も五穀米も）食べない糖質制限な生活をしている。無印の低糖質カレーがどんなに素晴らしい商品であっても、それを白いごはんの上にドバっとかけてしまうとたちまち糖質が跳ね上がって、それにともない血糖値もぐ～んと上昇してしまうのだ。
なので、僕のような糖質制限中のおじさん（おばさんでもいいけど）、あるいはダイエット中のおねえさん（おにいさんでもいいけど）には、白いごはんをグッと我慢してローソンのブランパンをナン代わりに無印の低糖質カレーを食べてみる作戦を是非おすすめしたい。
ローソンのブランパンにもたくさん種類があるが、写真のブランパン（2個入りもある）が中でもいちばんオーソドックスで、ちっちゃいけど1個の糖質はわずか2.2gとダントツに低い優れモノなのだ。ややブランのクセがある味ながら、カレーと組み合わせて食べることでお互いwin-winみたいな感じになっていいかもね。ちょっとなに言ってるかよくわからないけど。
あとカレーだけの写真って、僕が下手なせいもあるけどなんかあんまり美味しそうに写せてなくてごめんなさい。というか明らかに不味そう。言い訳がましくなるけど白いごはんてお腹も膨れるし美味しくてなにより写真映えするよね。つくづくそう思った。でも無印の低糖質カレーは、ほんと美味しいから食べて損はないと思うよ。
