ヒロシコ

 されど低糖質な日日

映画

映画館に行くというと「お金があるんだね」と言われることが多いという話に僕も同意する

togetter.com はてなブックマーク経由で読んだ。読んだというかTogetterのまとめ記事なんだけど。ブックマークコメントも含めてフムフムという感じでまとめ読み。大本のツイートはこちら。 映画が趣味なんだけど pic.twitter.com/pKBTAEHWo7 — pon×2 (@ponpo…

映画『日日是好日』感想

『日日是好日』を見た。にちにちこれこうじつ、と読みます。平日の昼間なのに窓口でチケットを購入しようとしたら、「最前列か前から2番目の席がひとつだけ空いてますが……」といわれた。こんなことならリザーブしとくんだったなあと思ったけれど後の祭りだ。…

映画『クワイエット・プレイス』ネタバレ感想~これ読んだら即死だからね!

「音を立てたら、即死。」という惹句にやられる。ホラー映画という触れ込みだが、もし『呪怨』系のホラーを想像して見るのをためらっているのだとしたら、それは見当ちがいでもったいないですよ、といいたい。逆に『呪怨』系のホラーを期待して見に行ったら…

クマのプーさん実写映画『プーと大人になった僕』ネタバレあり感想~何もしないことで忙しい

実写版「クマのプーさん」というのも驚きである。もちろん異論はあるだろうが、プーさんといえばディズニー史上ミッキ・ミニーに次ぐ人気キャラクター。さすがにミッキーの実写版なんてのは未来永劫ありえないだろうから、いわばディズニー映画の実写版シリ…

映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』ネタバレ感想~韓国版との比較あり

「サニー」韓国版(原作)と日本版(リメイク)のいちばんの大きな違いは、韓国版では例の “ エライザ事件(仮称) ” があった当日の夜、サニーのメンバーたちがスジの家の前に集合しているところへ、最後に遅れてイム・ナミが駆けつける。メンバーの誰かが…

映画『君の膵臓をたべたい』完全ネタバレ感想~浜辺美波さんが超可愛いから2億点オーバー

つくづく映画はビジュアルだなあと思う。主役の山内桜良を演じた浜辺美波さんが超可愛くて、こっちは見ているだけできゅんとなったりニヤニヤしてしまった。まったく、成人した子どもが2人もいるおっさんが、よりによって17歳の女の子つかまえて超可愛いもき…

映画『カメラを止めるな!』これほどの多幸感に包まれた映画を見たのはいつ以来だろう

『カメラを止めるな!』これほどの多幸感に包まれた映画を見たのはいつ以来だろう。それを思い出そうとするより先に、僕はいっしょにこの映画を見に行った大学生の下の子に話しかけずにはいられなかった。向こうも同じ気持ちだったらしく、どこかへ場所を移…

なぜミライちゃんは未来からやってきたのか?~『未来のミライ』完全ネタバレ感想

細田守監督の最新作『未来のミライ』を見た。はじめに正直な感想を書くと、「くんちゃん好きくな~い!」と主人公くんちゃんがごねる声が残響となっていつまでも耳を離れない映画、ということに尽きる。まああまり望ましいい現象とはいえませんが。それだけ…

松岡茉優はなぜ万引きをしなかったのか?~映画『万引き家族』ネタバレ感想

カンヌ国際映画祭パルムドール受賞作『万引き家族』を見た。是枝裕和監督。僕はとっても面白かったですね。見てよかった。実は映画を見たのは公開後間もない頃だったのに、あれこれ考えて感想書くのをずっと先延ばしにしてきた。 映画「万引き家族」本予告編…

高畑勲監督の遺作『かぐや姫の物語』を劇場公開の時に見た感想とか日記とか

宮﨑駿さんと共に長年スタジオジブリを支えてきた映画監督の高畑勲さんが4月5日永眠した。高畑さんの死去にともない、遺作となった『かぐや姫の物語』が5月18日「金曜ロードSHOW!」で放映される。同番組では4月13日に急きょ予定を変更して高畑さんの代表作…

『ゴッホ~最期の手紙』と『運慶展』

夜には雨が降るでしょうと天気予報はいっていた。久しぶりの休日で午前中はゆっくり寝て過ごし昼前に折りたたみ傘を携帯して家を出た。向かう先は上野。陽は差していないけれど風がないぶん思ったほど寒くは感じなかった。上野での目的はふたつ。ひとつはで…

『ブレードランナー2049』少しネタバレ感想~結局ブレランは『猿の惑星』になってしまうのか?

『ブレードランナー2049』(ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督)を見た。いわずと知れたリドリー・スコット版の続編。前作は2019年の未来の世界を描いたSFだったがその2019年もうかうかしているうちにあと1年余りと迫ってきた。あの頃の未来に僕らは立っているのだろ…

『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』結末まで完全ネタバレ感想~まだまだ猿の惑星にはならないかもよ

『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』を見た。「創世記」「新世紀」と続く『猿の惑星』プリクエル(前日譚)三部作の第三弾。面白いよねえこのシリーズ。すごく楽しかった。返す返すも本作が最後だなんて寂しい限りです。「そして(地球は)猿の惑星と…

『ドリーム』ネタバレ感想~時代の扉を叩き壊した3つのハンマー

『ドリーム』を見た。時代はまだ米ソ冷戦期の1960年代。宇宙開発においても互いにしのぎを削る両国。人工衛星の打ち上げ成功で一歩リードしたソ連に対しアメリカのNASAでは有人宇宙計画(マーキュリー計画)へのプレッシャーがますます高まっていた。その宇…

『ダンケルク』(クリストファー・ノーラン監督)感想~イギリス版「二百三高地」みたいな話

『ダンケルク』(IMAX版)を見た。第二次世界大戦のさなか。迫り来るヒトラーのドイツ軍によってフランス北部の小さな港町ダンケルクに追い詰められた英仏連合軍40万人の兵士たち。陸地の三方を包囲され残された脱出経路は船でドーバー海峡を渡りイギリス本…

祝ノーベル文学賞! カズオ・イシグロさんのベストセラー小説の映画化『わたしを離さないで』ネタバレ感想

今年のノーベル文学賞(10月5日発表)は長崎県出身の日系イギリス人作家カズオ・イシグロさんに決まった。まったく予期してなかっただけに驚きとともに率直に言ってうれしい。イシグロさんの代表作とされる『日の名残り』も『わたしを離さないで』も僕の大好…

『新感染ファイナル・エクスプレス』ネタバレ感想~ゾンビと遷ろうメタファー

ヨン・サンホ監督の『新感染ファイナル・エクスプレス』を見た。素晴らしい! 面白い! 大傑作といってもいいんじゃないかなあ。とんでもなく怖いしなぜか笑えるし随所で泣かされる。まさに五感を刺激されまくりのハイスピードムービーだった。感嘆すべきB級…

『サマーウォーズ』感想(劇場公開時の感想です)

8月18日の金曜ロードSHOWには『サマーウォーズ』が登場する。もはやこのアニメ映画のテレビ放映も日本の夏の風物詩となりつつあるなあ。ということはさておきこっちも恒例になりつつある「僕が以前やっていたブログからこの映画を劇場公開時に見たときの感想…

ジョディ・フォスター『君がいた夏』感想~夏の終わりに見るべき映画とミスチルの1thシングル

ただいま公開中のdocomoのCМご覧になりましたか? 「Mr.Children&docomo 25周年ムービー」と銘打たれたそのCМは25年前の夏の渋谷のスクランブル交差点から始まる。主演の高橋一生さんと黒木華さんの出会いと別れ再会そして結婚・出産・子育て・単身赴任を…

映画は途中からでも構わず見て次回見はじめたところまで見て帰るのが当たり前だった

映画が好きだという人は僕の周囲にも案外たくさんいる。そういう人と話をするとたいてい家のテレビやパソコン・タブレット・スマホ等でDVDやBlu-rayを見たり映像配信サービス(AmazonプライムビデオとかWOWOWオンデマンドとか)で好きな時間に好きな映画を見…

金曜ロードSHOW!「2週連続 夏はジブリ」第1弾『借りぐらしのアリエッティ』第2弾『思い出のマーニー』ネタバレ感想

7月7日と14日の2夜連続でジブリの『借りぐらしのアリエッティ』と『思い出のマーニー』が金曜ロードSHOWに登場する。そこで僕が以前やっていたブログから2作品を劇場公開時に見たときの感想を一部加筆修正して再投稿します。この企画もできれば恒例にしたい…

『ロッキー』シリーズを一度も見たことがない人が世の中にはいるのだという衝撃(ネタバレ注意)

若い人と映画の話をしていたら、これまで劇場やテレビやDVDなどで『ロッキー』シリーズのどれかひとつでも一度として見たことがない、という人がいて衝撃を受けた。けれどまあ、その人もなんとなくストーリーは知っているという。『ロッキー』という映画は新…

映画『超高速!参勤交代 リターンズ』(感想の追記あり)公開記念、前作『超高速!参勤交代』感想(劇場公開時の感想です)と、そもそも参勤交代とは何か?

いよいよ今月10日(土)から、映画『超高速!参勤交代 リターンズ』が劇場公開される。言わずと知れた『超高速!参勤交代』(2014年)の続編。前作では磐城国の小藩・湯長谷藩が、藩の所有する金山に目をつけた幕府老中の陰謀によって、まさにいま参勤交代を…

映画『コクリコ坂から』感想(劇場公開時の感想です)

当ブログですっかり恒例となった、「金曜ロードショーで放映される映画を公開当時劇場で見たときの感想を再掲します」企画の第3弾です。今夜はジブリ作品『コクリコ坂から』。はじめに書いておきますけど、これとっても素敵な映画です。リオオリンピック開催…

映画のネタバレはどこまで許されるのか?~『ぼくのエリ 200歳の少女』を具体例として考えてみる

今回のエントリーは「映画のネタバレはどこまで許されるか」問題です。抽象論ではなく具体例として『ぼくのエリ 200歳の少女』というスウェーデン映画を取り上げながら、ネタバレに該当しそうなシークエンスを何ヵ所か振り返ってみようと思います。なおはじ…

映画『64-ロクヨン』前・後編を一気見した感想

7月1日。カミさんと『64-ロクヨン』を見に行く。もともと前後編を通しで見ようと話していたのだが、前編の方はさすがに公開から日が経っているせいで、条件面でずいぶん制約される。そのなかでいちばん時間的に無駄のない予定を立てた。時間だけではなく料金…

『ゼロ・グラビティ』感想(劇場公開時の感想です)

すっかり恒例となりましたが(?)、今夜の「金曜ロードショー」地上波初登場の映画を、僕が劇場公開時に見たときの感想です。以前のブログ記事に一部加筆修正しての再掲です。それにしてももう2年半前になるんですねー。僕も老けるはずだ。なお、ほとんど詳…

映画『陽だまりの彼女』感想(劇場公開時の感想です)

今夜の金曜ロードショーは『陽だまりの彼女』が地上波初登場だそうですね。僕はこれ劇場公開時の2013年11月4日に見ました。そのときはこことは別のブログに、もちろん別のHNで映画の感想を書いたのですが、いまはもうそのブログもありません。ただ、ブログの…

新作が出たら絶対見たい3人の映画監督について僕が知っている二、三の事柄

「おすすめの映画監督」について僕も走り書き程度に何か書いてみますね。というか「新作がでたら絶対見たい3人の映画監督」についてです。まず一人目はフランソワ・トリュフォーです。シネフィルのみなさんならご存知のように、ジャン=リュック・ゴダールさ…

映画『アメリカン・スナイパー』ネタバレ感想

『アメリカン・スナイパー』を見に行く。シネコンの上映スケジュールを調べたら、一日の上映回数が明らかに減っている。そろそろ終映も近いかもしれないなあと焦って劇場へ駆け付けた。公開からもうだいぶ日にちも経っているので遠慮せずネタバレで感想書き…