ヒロシコ

 されど低糖質な日日

2020-01-01から1年間の記事一覧

チキンライス島日記その13 / う〜〜〜っ、マンボウ!

チキンライス島 8月5日(水) 島の北側の浜に行くには崖を登るためのはしごが必須で、ようやく登ってもなお人がひとりようやく通れるくらいの狭い道をなんとか通り抜け、そこから再びはしごを使って崖を降りていかなければならない。北の浜にはつねきちさん…

チキンライス島日記その12 / 花火大会

チキンライス島 8月2日(日) 花火大会。8月は毎週日曜日の夜7時から花火大会がある。今夜がその第一回目。みんなで案内所前の広場に集まって夜空を見上げた。しずえさんから光るスターアクセサリーを貰い、それを被っての花火見学。つねきちさんの屋台も出…

チキンライス島日記その11 / ゆめみさん現る

チキンライス島 7月30日(木) 博物館が美術品フロアの拡張工事で終日休館だった。 チキンライス島 7月31日(金) 昼間ついうとうとベッドで眠っていたら、夢の中にゆめみさんという人が現れ、もし僕が望むなら夢の世界へ連れていってあげるよ、と夢みたいな…

チキンライス島日記その10 / 海開きヒャッホホー

チキンライス島 7月27日(月) 夏本番を控えていよいよチキンライス島も本格的な海のシーズンに突入した。今日は天気も良かったのでだいぶ前に買っておいたマリンスーツに着替え、手始めに桟橋に近い浅瀬で泳いでみる。水温はそれほど低くないし、ちょっと前…

チキンライス島日記その9 /島の旗が盗まれた?

チキンライス島 7月24日(金) 案内所がリニューアルされていた。確か今朝早くそういう内容の島内放送が聴こえていたような気もするが、なにしろまだ半分寝ぼけてたからなあ。新しい案内所は昨日までの仮設テントとは打って変わって、時計台まである洋風で瀟…

チキンライス島日記その8 / 集合写真を撮る

チキンライス島 7月22日(水) 近頃チキンライス島にも怪しげな(?)行商の人がやって来るようになった。高額な美術品を売りつけようとする人とか。パニー(パニエル)さんもそういううちのひとり。悪いが風体がいかにも胡散臭そうに見える。散歩中いきなり…

チキンライス島日記その7 / タヌキ商店オープン

チキンライス島 7月20日(月) しばらく忙しくしていたのでなかなかまとまって日記を書く余裕がなかった。一日一行でもいいからその日にあったことはその日のうちに記録しておきたい。あとになって思い出して書くのはとても骨が折れる作業だというのが骨身に…

チキンライス島日記その6 / マイホーム完成

チキンライス島 7月16日(木) 今日はチキンライス島はじまって以来の重大ニュースがいくつもある。書きたいことも山ほどあるが、正直ちょっと疲れたので出来れば手短に済ませたい。まず、(僕ヒロシコの)マイホームが完成した。テント暮らしに嫌気がさした…

チキンライス島日記その5 / 川を越える

チキンライス島 7月13日(月) フータさんから教わったDIYレシピをもとに作ったたかとびぼうで、念願かなって島の未だ足を踏み入れたことがない川向こうの世界へ初めて渡ることができた。テレビで見た棒高跳びのオリンピック選手がやる要領で、たかとびぼう…

チキンライス島日記その4 / フータさんがやって来る

チキンライス島 7月11日(土) 夜になって行動開始。たぬきちさんの島内放送で、噂のフータさんが島にやって来たことを知るが、まずは日課の島内一周探検を済ませてからご挨拶に伺おうと思い、勢いよくテントを飛び出す。川べりを走っていると、大きな魚影も…

チキンライス島日記その3 / 僕と2人の住人

チキンライス島 7月10日(金) しょぼいつりざおやしょぼいあみやしょぼいオノやしょぼいジョウロは、しょぼいだけあってすぐ壊れて使えなくなる。そのたびに案内所へ行ってたぬきちさんの作業台を借りてDIYしなければならないのは面倒だ。だいいち材料から…

チキンライス島日記その2 / 無人島生活はじまる

チキンライス島 7月8日(水) 昨日は移住初日で疲れたのか、テントに戻ってあっという間に眠ってしまった。2日目の今日はお昼に目覚める。ふらりと広場へ出向くと、僕の起床を待っていたかのようなタイミングでたぬきちさんの島内放送が始まるところだった。…

チキンライス島日記その1 / チキンライス島誕生

チキンライス島 7月7日(水)七夕 コロナ禍の都会を離れ、思い切って無人島に移り棲むことにした。たぬき開発の「無人島移住パッケージ」に申し込み、本日7月7日七夕の夜、無人島に移住した。場所は北半球のどこか。どこかが正しくどこなのかまでは実は僕自…

9年前のあの日のこと(当時の日記より抜粋)

東日本大震災から今日でちょうど9年がたった。節目の年というわけでもないが、今年は新型コロナウイルスの影響で大規模な追悼式典が自粛・中止になった。にもかかわらず被災地では、地震や津波で犠牲となった人たちの家族や友人らが集まって、何ごともなかっ…