映画
いよいよ今月10日(土)から、映画『超高速!参勤交代 リターンズ』が劇場公開される。言わずと知れた『超高速!参勤交代』(2014年)の続編。前作では磐城国の小藩・湯長谷藩が、藩の所有する金山に目をつけた幕府老中の陰謀によって、まさにいま参勤交代を…
当ブログですっかり恒例となった、「金曜ロードショーで放映される映画を公開当時劇場で見たときの感想を再掲します」企画の第3弾です。今夜はジブリ作品『コクリコ坂から』。はじめに書いておきますけど、これとっても素敵な映画です。リオオリンピック開催…
今回のエントリーは「映画のネタバレはどこまで許されるか」問題です。抽象論ではなく具体例として『ぼくのエリ 200歳の少女』というスウェーデン映画を取り上げながら、ネタバレに該当しそうなシークエンスを何ヵ所か振り返ってみようと思います。なおはじ…
7月1日。カミさんと『64-ロクヨン』を見に行く。もともと前後編を通しで見ようと話していたのだが、前編の方はさすがに公開から日が経っているせいで、条件面でずいぶん制約される。そのなかでいちばん時間的に無駄のない予定を立てた。時間だけではなく料金…
すっかり恒例となりましたが(?)、今夜の「金曜ロードショー」地上波初登場の映画を、僕が劇場公開時に見たときの感想です。以前のブログ記事に一部加筆修正しての再掲です。それにしてももう2年半前になるんですねー。僕も老けるはずだ。なお、ほとんど詳…
今夜の金曜ロードショーは『陽だまりの彼女』が地上波初登場だそうですね。僕はこれ劇場公開時の2013年11月4日に見ました。そのときはこことは別のブログに、もちろん別のHNで映画の感想を書いたのですが、いまはもうそのブログもありません。ただ、ブログの…
「おすすめの映画監督」について僕も走り書き程度に何か書いてみますね。というか「新作がでたら絶対見たい3人の映画監督」についてです。まず一人目はフランソワ・トリュフォーです。シネフィルのみなさんならご存知のように、ジャン=リュック・ゴダールさ…
『アメリカン・スナイパー』を見に行く。シネコンの上映スケジュールを調べたら、一日の上映回数が明らかに減っている。そろそろ終映も近いかもしれないなあと焦って劇場へ駆け付けた。公開からもうだいぶ日にちも経っているので遠慮せずネタバレで感想書き…
『パリよ、永遠に』を見に行く。「パリは燃えているか?」で有名なあの史実の裏側、息詰まる最終局面の舞台劇を映画化した。第二次大戦末期、フランスを占領していたドイツ軍は、ヒトラーの命令によりパリ壊滅作戦をいままさに決行しようとしていた。ドイツ…
『はじまりのうた』を見に行く。小さくてとってもキュートな映画。なにより心底から音楽っていいなあと思える。主演のキーラ・ナイトレイさんすごくよかった。彼女のギターと優しく儚げな歌声も最高だったよ。つきあっていた恋人が急に人気ミュージシャンに…
『さらば、愛の言葉よ』を見に行く。まあいろいろと覚悟はしてたけれど、ストーリーわからなさスギ。3Dで遊びスギ。スギ花粉症のせいもあってか、ぼくの目がどうかしちゃったんじゃないかと疑った。がはははは……。公式サイトによると(よるのか、がはははは……
『幕が上がる』を見に行く。すっごくよかった。地方の弱小高校演劇部が全国大会を目指すという話だ。恋も受験もあるんだろうけど、ひとまずそれは置いといて一途に演劇に打ち込む。久々見るなあ、こういうド直球で爽やかな青春映画。号泣ポイントがあるわけ…
『フォックスキャッチャー』を見に行く。終始不穏な空気に包まれたままの2時間。「なんか怖いなあ~なにが起こるんだろう~」とソワソワゾクゾクしながら見ているうちに、「あっ」というとんでもない惨劇が起きてしまってまさに茫然自失。超おもしろいよーこ…
『ベイマックス』を見に行く。もう公開時期も大きく外れたことだしこのままスルーするつもりだったけど。ひとまず大学受験が一段落して結果発表待ちで、学校も事実上春休み状態の下の子に誘われたのでホイホイついて行く。ベイマックスというのは平たくいう…
『薄氷の殺人』を見に行く。中国・台湾の合作映画。ふと思たのは昔は合作なんていうとそれだけで十分な宣伝効果があったような気がするけど、いまではふつうになんにも珍しくなくなったね。グローバリゼーションだ。ま、そんなのはいいとして、これいわゆる…
ケン・ローチ監督『ジミー、野を駆ける伝説』を見に行く。イギリスからの独立とその後に締結された条約をめぐる内戦で国を追われていたアイルランドの元活動家ジミー・グラントンが、10年ぶりに祖国の地を踏む。故郷の村では母親やかつての恋人ウーナや仲間…
『6才のボクが、大人になるまで。』を見に行く。昨年末から評判がいいのは見聞きしていたが、年をまたいででも見に行くつもりでじっと目と耳を塞いできた。ようやく肩の荷が下りてホッとした。思ってたよりずっと長い上映時間だったけど、いつまでもスクリー…
『ゴーン・ガール』を見に行く。原作は全米で大ベストセラーになった小説で、日本でも後味の悪いミステリーとして話題になった(笑)。ぼくも読みたいなあとは思いながら残念ながら未読です。監督はデヴィッド・フィンチャーさん、主演はベン・アフレックさ…
『ホビット 決戦のゆくえ』を見に行く。シリーズ完結編。手離しでということになるとそこはまあいろいろとなんだそのあれこれあったりなんかしちゃうわけですが、おおむねおおむね満足だし面白かったーという感じですかね。ドワーフの王トーリンが一族の財宝…
『フューリー』を見に行く。逞しいブラッド・ピットさんが惚れ惚れするような裸体を晒して奮闘する戦争映画。ブラピさんは奮闘するけど孤軍ではないところが見どころ。すごく面白いよ、面白っていっちゃうのはアレだけど。ちなみにフューリーというのは戦車…
『紙の月』を見に行く。正直悩ましい映画です。ものすごく好きかといわれたら絶対そうではないし、じゃあツマラナイかというとけっしてそんなこともない。というかそうとう面白い。終始ヒリヒリした緊張感が持続して。だけどやっぱりあまり好きにはなれない…
『インターステラー』見に行ったらー。というくらいテンション上がりまくり。これどういう話かというと、いろいろあって人類が滅亡の縁に立たされていて、新たに移住可能な惑星を探し求めてマシュー・マコノヒーさんとアン・ハサウェイさんが宇宙の旅に出る…
『天才スピヴェット』を見に行く。どうでもいい情報だけど宮沢りえさんの『紙の月』でも見ようかと出かけて時間が合わず、急きょこっちに変更した。よって僕的にはまったくのノーマーク。だからってのもあるかもしれないが、めちゃめちゃ楽しかったです。す…
『誰よりも狙われた男』を見に行く。フィリップ・シーモア・ホフマン最後の主演作。それだけでも見る価値あり。というか絶対見たいと思わせる1本。冷戦後の、さらには9.11後のスパイ活動というのは、もはやこういうふうに敵味方の区分けさえも曖昧なほど複雑…
『マダム・マロリーと魔法のスパイス』を見に行く。いや、よかったですよ。映画見ていてなんとなく話の行く先が読めてきたとき、「な~んだ、ツマラナイな」となる映画と、「こういうふうになるといいなあ」と思いながらも裏切られていい結果になる映画と、…
『悪童日記』を見に行く。アゴタ・クリストフの小説の映画化。この原作を読んだのはもうずいぶん前のことなのに、映画を見ていたらあのときの情景が、本の内容はもとより読書にまつわるさまざまなことまでもが、ありありと甦ってきた。原作同様、暗く重く陰…
『ジャージー・ボーイズ』を見に行く。僕はふだん映画に点数や星をつける習慣はないが、でももしつけるとしたらこの映画には満点をつけたい。うんにゃ、100点満点の+10点、もしくは★5つ満点で+★1つでもいい。今年のベスト1も『ウルフ・オブ・ウォールスト…
『レッド・ファミリー』を見に行く。正確には『イヴ・サンローラン』を見に行って時間が合わず、急きょこっちに変更。驚いたことに都内では新宿武蔵野館と立川でしか上映していない。なんだけど、見おわったいま、まあ大々的に(公開を)やれる映画ではない…
『るろうに剣心 伝説の最期編』を見に行く。原作の漫画もほとんど知らないのに、シリーズ物は見はじめちゃうと最後まで見届けないと気が済まない性質で。でもすごく面白かったです。見てよかった。あらすじはどこから書いていいのかわからないし、あまりたい…
『猿の惑星:新世紀(ライジング)』を見に行く。これめっちゃ面白くて、こんなドキドキしっぱなしの映画見るの久しぶりな気がした。2時間超あっというま。上映時間が長いからってわけじゃなくても漏らしちゃうかと思った。それくらい、全編に緊張感がみなぎ…