ヒロシコ

 されど低糖質な日日

間違いだらけの糖質制限を思いつくまま9つ列記してみた

せっかく糖質制限をしていても、たまに間違えた方法を実践している人がいる。今日はそれを思いついた順に 9 個書いてみる。きりよく 10 選みたいにしたかったのだが、あとひとつが思いつかなかった。間違えているからといって、糖尿病以外の人はそれで体がどうこうなるわけではないのであまり気にしないように。ただし、糖尿病をコントロールしている人や、ダイエット目的の人は、目的が達成されないかもしれませんよ。  

 

 

健康のために野菜ジュースを毎日飲む 

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野菜は健康にいいというイメージがある。まあそのこと自体に間違いはないだろうが、残念ながら野菜でも、トマトやかぼちゃや根菜などは糖質が高い。特にジュースには砂糖が使われているし、結構な量の糖質が含まれているのだ。一度パッケージに表示されている成分表を確認してみてください。

 

牛乳を毎日たくさん飲む

野菜ジュースと同じ理由で糖質が案外高い。一般的には100mlあたり(コップ1杯)5gの糖質が含まれているといわれている。なのでどうしてもというのなら、飲む量を制限するか、僕はいっそ豆乳にする。あと、スポーツドリンクなどは糖質制限的にはもっともNGな飲み物ですね。飲むなら水かコーヒー(ブラック)など糖質が0のものを。

 

野菜不足だから弁当と一緒にお総菜の野菜を買って食べる

やはり同じ理由で。スーパーやコンビニで売っているお惣菜の野菜類は、味付けと保存のためたくさんの砂糖が使われている。野菜=健康という固定観念に惑わされないように。けっして野菜そのものがダメだというわけではない。

 

ポテトサラダ/マカロニサラダ……同じサラダでも

これはサラダというイメージに引っかかってしまいがち。じゃがいもは糖質制限的にもっともNGな食品で、おなじ理由でマカロニもアウト。あと細かい話になるけどドレッシングのなかには要注意のものもある。逆にキューピーのマヨネーズ(カロリーハーフとかでないやつ)はカロリーは高そうだけど、糖質制限ではむしろ優良食品。

 

お蕎麦はさっぱりしてるから陶質制限にいい

ラーメンは誰が考えても糖質制限には不向きだが、お蕎麦ならさっぱりしてるから体にはよさそう。というのはやはり間違いで、基本的にはラーメンもパスタも蕎麦もついでに言うとうどんも、麺類は素材がみな同じ出身で糖質制限的にはいちばん摂取してはダメな小麦の仲間たちなのだ。これはうっかり間違いやすい。

 

ソイジョイなどのことさら健康食を謳った商品

ソイジョイなど、と書きましたが、他にも類似商品があるのかどうか僕は知りません。大豆は糖質制限の食材の優等生で、テレビなどのCMでもこの手のダイエット食品は派手に売り出されているが、やはりこれもパッケージの成分表示を一度見てもらうと一目瞭然。実は思ったより糖質高いのだ。僕は絶対食べない。

 

玄米ごはんなら大丈夫だろう

まあ白いごはんを食べるくらいなら、せめて玄米ごはんにしたほうがいいかも、という程度にはいいかも。けれど白いごはんも玄米ごはんも、基本はおなじ糖質。ただ、玄米はよく噛んで食べるので満腹感が得られやすく、そういう意味ではいいかもしれないと。やはり僕は食べない。

 

甘くてもヨーグルトだったらなんでもいい?

ヨーグルト自体は健康によさそうなイメージですね。でもそれなりの糖質はある。まして甘いヨーグルトは要するに砂糖の甘さで、いくら健康にいいからといっても、糖尿病の人は完全にアウトでしょうね。

 

食品成分表のからくりに要注意

食品 100g 当たり 0.5g 未満の糖質は、「糖質0」と表記できるのだ。このからくりに注意しよう。つまり糖質 0 の商品であっても、特に飲料の場合は大量に摂取すると、それなりの糖質を知らず知らず摂っているかもしれない。カロリー 0 のからくりも同じ。あと、100g 当たりの糖質量なのか、ひとつの商品当たりの(全部食べたり飲んだりした場合の)糖質量なのか間違えないように注意。「糖質 0 」と「砂糖不使用」と「糖類 0 」もそれぞれ違う糖質量なので、これも要注意。

 
最後に誤解のないように書いておくが、僕は上に挙げたような食材や商品が体に悪いとかダイエットに効果がないと言ってるわけでは絶対ないです。摂取する分量にさえ注意すれば、僕のような糖尿病の患者でも大丈夫なものもなかにはある。要は食べたり飲んだりする人がそれぞれ自分の体や健康のことを考えて、あくまでも自己判断で食べるか食べないか、食べるとしても分量をどうするかを決めてくださいということだ。

それと、自分はカロリーを制限したいのか、糖質を制限したいのか、まずそこをはっきりした方がいいと思う。ダイエットでも、例えばバナナ(高糖質)なとを毎日食べ続けるというダイエット法もあったりして、それらを含めたさまざまなやりかたの、「いいとこ取り」をしようとして、かえって失敗することがないよう十分気をつけたい。